昨晩、「生の心臓に薄いナイフを突き立てられた気分です」という記事を書きました。
個人的にショックなことがあり、どうしても頭がぐちゃぐちゃになって眠れなかったので、浮かんでくる言葉をガーーーッと5分くらいで一気に書き起こしました。(おかげで安眠)
お恥ずかしい限りですが、でもみるみるうちに頭が整理されていったので、びっくりしました。吐き出させていただいてありがとうございます。
ところで、私が心を保つために、休職中に毎日習慣にしていることがあります。
それは、家の中の環境づくりと家事のルーティンです。
まず部屋の窓という窓をすべて全開にして家の風通しをよくし、
次に、玄関のたたきと靴の裏をぞうきんで水拭き。
そして洗濯機を回し、枕カバーとベッドシーツを洗う。
余裕があったら、フローリングを乾拭きし、掃除機をかけ、ウェットシートで水拭きします。
最後に、玄関にお香を炊いて、部屋では好きなアロマを炊いてブログを書いたりします。
これがだいたい、2時間くらい。
ルーティンの力は偉大です。
最近、ルーティンにはホットヨガと同じような効果があると気づきました。
ホットヨガをすると、ぐちゃぐちゃに文字や図が書かれたホワイトボードがまっさらになるようなイメージ。
心の中が落ち着き、頭の中の雑音がシーンと消えているのを感じます。
私の家事のルーティンもそう。
頭がまっさらになり、ふとアイデアが浮かんできたりするのです。
今日もそのルーティンをしていたら、途中でふっと頭に浮かんでくることがありました。
昨晩の病みに病んだブログを読んで心配して連絡をくれた優しい人たちがいたんですが、その中でも、この言葉が印象に残りました。
「上に行こうとすると、足をひっぱる人たちが必ず出てくるから」
・・・本当に「引っ張ろうとされたか」なんて真相は全くわからないですし、
私に落ち度があった可能性もあるので、当事者を責めたりする気持ちは全くありません。
でも、確かに、そういうこともあるよなあ、と思ったんです。
その時、ふっと気づきました。
自分だって、足を引っ張ったり、人を裏切ったことだってあったじゃないか、と。
しかも、そういうことをする時ってだいたい、自分が苦しいときなんですよね。
自分が苦しいから、人の悪口を言って安心する。
自分が苦しいから、人の足を引っ張って「置いてかないで」と思う。
自分が苦しいから、ちゃんと向かい合えないから、あちこちに愛してくれる人や依存先を探してしまう。
・・なんだ、全部自己防衛じゃないか、と。
そのことに気づいたら、ふっと力が抜けました。
人は変化するものだから、常に「変わりたい」と思う。
でも本当に変わることができるのは、自分の中で腑に落ちた時だけ。
でも腑に落ちる経験は、だいたい苦しい。
「変わりなよ」っていう刺激が自分の中に入ってくると、苦しくてその刺激を外に出そうと思う。
その時に、人を傷つける。
でも傷つけた分だけ自分も傷つく。
そして、どんどん傷が深まった先で痛みに耐えきれなくなって、「やっぱり変わろう」ってやっと腑に落ちる。
そこから、行動し始める。
すこしだけ、状況がよくなる。
これの繰り返しなのかなと。
最初からなんでもできる人なんていないので、人はこうやって腑に落ちて学んでいくしかない。
だから、人のこと傷つけるのはその人にとって、必要なステップなんだ。
傷つけられるということは、言い換えれば人の役に立っているということなのかもしれない。
炎上させる人とか、アンチだってそう。
よく燃える人って、「変わっちゃえよ!!」という光を放ちまくってるから、変わりたいけど変われない人にとっては、まぶしくて仕方ないんです。
静かにグラサンかける人ばっかじゃなくて、光源をぶっ壊そうと石を投げる人だっているわけで。
でも、石を投げたら投げた分だけ、腕疲れるし、ヘトヘトになって、「自分もそろそろ変わらなきゃかもな」ってなる。
だから、投げられた石に打たれながらも、それでも前に進む人たちは偉大だと思う。
キリストさんなんか、石どころかハリツケになってぶっ殺されている。
ソクラテスさんも、無知の知!を唱えて「君、無知自覚しようね」と言って回ったら、ブッコロされてしまった。
ジャンヌダルクも、戦って戦った先に、脅威と思われて燃やされて死んだ。
でもその分、時を超えてとてもいろんな人を救いまくっている。
現代。これが生身さらしてる芸能人だったら大変だよ。
私なんか、こうして誰もいない部屋でブログ書いてるだけで、自分の身を大きなリスクに晒しまくってるわけでもない。(無知なだけかもしれないけど)
それで、誰かにとってのサンドバックになれるなら、本望じゃないか。
むしろ、役に立てる幅が広がるんだなとすら思う。
自分の中で、この思いを消化できてよかった。
ということで通常営業に戻ります。
おちんちんびろーん!!wwwwびろーん!!!!wwwwwww
以上です。これからもどうぞよろしくお願いします。